ガソリンカードとは、石油会社とカード会社が提携して発行するクレジットカードのことです。「ガソリン系カード」や「石油系カード」とも言います。「ENEOS」や「コスモ石油」や「出光」といったサービスステーションを持つ石油会社のカードが定番ですね。給油の際に値引きやポイント還元サービスなど、カーユーザーに嬉しい特典を受けることができるカードです。
ネット系カードとは、ネットショッピングサイトを運営する会社がクレジットカード会社と提携して発行するクレジットカードのこと。「楽天市場」の楽天が発行する「楽天カード」や「Yahoo!ショッピング」のYahoo!JAPANが発行する「Yahoo!カード」などが有名ですね。そのネットショッピングサイトでのお買い物はもちろん、そのグループが運営する他のサービスを利用した場合もポイントが付与されることが多いです。
信販系クレジットカードというのは、信販会社が発行するクレジットカードのことです。信販会社とは、信用販売会社の略で、販売信用を主な事業とする企業のこと。つまり、ローンや与信を扱う会社です。有名なところでは、オリコで知られるオリエントコーポレーションや、SMBCグループのセディナ、昔はテレビCMがよく流れていたジャックス、新生銀行グループのアプラスなどがありますね。
外資系カードというのは、外資系の企業が発行しているクレジットカードのことです。例えば、アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブなどが有名ですね。
流通系カードとは、百貨店やスーパや量販店などがクレジットカード会社と提携して発行するカードのことです。主に販促が目的のカードなので、発行元のお店でお買い物をするとポイント還元が受けられることが多いです。銀行系カードに比べるとハードルが低めのクレジットカードになります。例えば、小売最大手のイオングループのイオンカードや、永久不滅ポイントで有名なセゾンカードなどが該当します。
航空カードとは、その名の通り航空会社がクレジットカード会社と提携して発行するクレジットカードのこと。 フライトマイルやボーナスマイルが貯まることが多く、マイラーの方に人気のカードです。 JALカードやANAカードをはじめ、デルタスカイマイルなどが該当します。
銀行系カードとは、その名の通り、銀行が発行するクレジットカードです。流通系や交通系に比べて、審査の基準が厳しいので、ステータスや信頼性があるカードと言えるでしょう。ゴールドやプラチナといったハイクラスのカードを持ちたい方は、銀行系カードで信用を積み上げておくと良いとされています。